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137年の歴史に幕~神戸大学中等教育学校へ移行~ 平成25年卒業証書授与式・閉校式お知らせ

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正門にて


3月10日午前9時30分から、附属体育館で、平成25年度卒業証書授与式・閉校式が行われた。附属住吉小学校は、明治11年兵庫県師範学校附属小学校として設立され、神戸大学兵庫師範学校男子部附属小学校・神戸大学教育学部附属住吉小学校・神戸大学発達科学部附属住吉小学校などと変遷し、平成21年神戸大学附属住吉小学校と改称したが、平成26年3月31日に137年の歴史に終止符を打つ。現在は神戸大学中等教育学校という名称で中高一貫校に形を変え、平成27年には初めての卒業生を送り出す。
 
  式は森一弘主幹の司会で始まり、卒業生が3人づつ入場したのち、横山勝彦副校長の開式の言葉で始まった。国家「君が代」斉唱につづき、書類による学事報告が行われた。つづいて、卒業生120人に対して、一人一人に卒業証書が授与された。
 

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式典舞台


引きつづき、伊藤 篤学校長から「卒業証書は、卒業生ひとりひとりにとって、また、ご家族にとってかえがたい証である。保護者の皆様も、6年の間には、数多くのお喜びと、ご心配、ご苦労があったことと思われるが、強い愛情で支えながら、今日の日を迎えたことと思う」と述べたのち、神戸大学附属住吉小学校の137年の歴史、附属小学校の教育方針を説明し、最後に「本日を終わりではなく、附属校全体の発展を期待する新たな出発点にしたい」と締めくくった、つづいて、福田秀樹神戸大学長が「神戸大学も明治35年の創立以来、普遍的な価値をもった指導的な人材の育成を続けてきた。同様に、附属住吉小学校も多くの人材を輩出してきたが、特に最近では昭和50年に全国で2番目となる帰国子女学級の設置、その後も海外交流、全学年での英語教育など先駆的な教育を行ってきた。卒業生の皆さんもますます頑張っていただきたい」とお祝いの言葉を述べた。

 つづいて、長井竜太郎後援会理事長、井上耕一同窓会長からお祝いの言葉が送られた。

 休憩をはさみ、閉校の行事として「同窓生からの贈り物」と題し、鴻池祥肇参議院議員(昭和28年卒)から65年前に入学した附属小学校時代の思い出につづき「グローバル化とともに、日本の文化・伝統・歴史も大切にし、そのうえで世界を知ってほしい」とはなむけの言葉が送られた。つづいて、唐津恵一東京同窓会長から「東京では年に1回同窓生が集まる会を開催している。様々な分野で活躍している多彩なメンバーが集まり交流している。ぜひ、東京同窓会にも参加してほしい」と述べた。

 つづいて、ビデオメッセージとして2001年にノーベル化学賞を受賞した 野依良治独立行政法人理化学研究所理事長(昭和26年卒業)が小学校時代の思い出、自らの科学者としての半生を語ったのち「世界中に友人を作り、新しい社会を拓いてほしい」と述べた。つづいて、根本かおる国連広報センター所長(昭和51年卒)が、ご自身が国連という場で働こうと考えた神戸での思い出を紹介し「閉校しても附属住吉小学校は生き続ける」と述べた。最後に、丸川珠代参議院議員(昭和58年卒)が、小学校時代のおもいでを語り、そして「附属小学校は人生の宝物を得た場所」と述べた。

 つづいて佐々木恭子 フジテレビアナウンサー(昭和60年卒)が、自らの経験を元に今まで人生の節々で考えたことを話しながら、その時に自分自身の決断の際に大事にしてきた「3つの力『夢』『問い』『勇気』」を紹介した。

 つづいて、歌手、作詞、作曲家の小坂明子さん(昭和44年卒)が、みずからの経験を通じて感じたことを語り、その後、16歳の時に作詞・作曲し200万枚を超える大ヒットとなった「あなた」の引き語りを行い、最後に「2014神戸大学附属住吉小学校 閉校ソング」として、附属住吉の子供たちと共同で作詞し、メロディをつけた「僕らの未来へ~Have  A Dream~」を、卒業生と一緒に披露した。

 つづいて、斉藤正寿PTA会長が、附属住吉小学校閉校への経緯を説明したのち「附属小学校はいつまでも心の中にいる」と述べた。

 つづいて、附属小学校校旗を、神戸大学に返納した後、卒業生が雛壇に並んで、合唱をはさみながら、堂々と式に参加した多くの方の前で「門出の言葉」を述べた。

 さいごに、卒業生の演奏で、参加者全員で校歌を歌い、式は終了した。

2014年3月15日

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